COTECHI
こんにちは、COTECHIです。
私は、WordPressのプラグインに、WP QUADSを入れて、広告の貼り付けを便利に行っているのですが、時々、「Error: Can not save settings. Try again」というエラーが出て、その先全く作業ができなくなってあせってしまうのですが、どうしてですか?
P-MASTER
あー。それだったら、レンタルサーバーのWAFが原因じゃないかなあ・・・
じゃあ、今日は、WordPressプラグインのWP QUADSとレンタルサーバーの関係について解説します。
もくじ
WP QUADS - Quick AdSense Reloaded プラグインとは
広告コードの登録からエラーが出るまでの一連の流れ
ここで一度、”WP QUADS”の設定画面での広告ソースコードの登録からエラーメッセージが出るまでの流れを整理してみます。 ”WP QUADS”の設定画面の「一般」から・・・ 「広告」 → 「Plain Text/HTML/JS」を選択 → この欄に広告ソースコードを貼付け → 「変更を保存」 の順に設定します。対応策は、原因はレンタルサーバーのセキュリティ設定の一時解除
この原因は何でしょうか? 広告のソースコードは、 Javascriptで書かれています。 Javascriptは万能で高速なWEB開発に必須の言語ですが、どうしてもセキュリティ面の脆弱性があります。 ホームページの公開やメール送受信を行う場合、悪意のある第三者からのホームページの乗っ取りやデータ改ざん、情報の漏洩などの攻撃に備えて、被害防止が必要となります。 このような事態になるのを防ぐためにも、レンタルサーバーでは、セキュリティ対策をしてくれています。 「脆弱性検査を実施してセキュアなWebアプリケーションを開発する」「WebサーバのOSやミドルウェアにパッチを適用する」「Webアプリケーションファイアウォール(WAF)によって不正アクセスを防ぐ」といった対策をしているのです。 これが広告のソースコードであるJavascriptの実行を防止する働きをしているため、”WP QUADS”でエラーメッセージが表示される原因となっています。 このことから、 レンタルサーバーのWAFを一時的に「OFF」にすることで”WP QUADS”に広告のソースコードが登録ができるようになります。ConoHa WING でのサイトセキュリティWAFを一時的に無効
私は、ConoHa-WINGレンタルサーバーを利用していますが、サイトセキュリティには、「WAF」というセキュリティ設定があって、これがデフォルトで「ON」になっています。 これが、広告のソースコードであるJavascriptの実行を防止する働きをしているため、”WP QUADS”でエラーメッセージが表示される原因となっているのです。 これを一時的にOFFにすることで”WP QUADS”に広告を登録できるようになります。COTECHI
わー!
はい、きちんと広告を登録することができました!
これで、広告作業がとっても楽になります!ありがとうございます。
P-MASTER
設定作業が終わったらWAFを有効にするのを忘れないでくださいね。
一度登録してしまえばWAFを有効にしても広告はキチンと表示されますから、安心して作業をしてください。