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【好感度爆上げする方法】好感度UPの鍵はパペッツ回路!カズレーザーと学ぶ!

1月30日の『カズレーザーと学ぶ。』では、嫌いという感情は好きという感情の始まりなのか!?

今回のカズレーザーと学ぶは、脳科学で好感度を掴む方法を特集。

嫌いは、好きの始まり!?

「好感度UPの鍵は、パペッツ回路」について、東北大学准教授 細田千尋先生が講義されました。

この記事では、『カズレーザーと学ぶ。』で放送された、好感度UPの鍵はパペッツ回路をまとめます。

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一目ぼれした時に脳内で何が起きている?

脳内には偏桃体という領域があり、ここは快、不快、不安、緊張、恐怖などの感情と関係しています。

この部分で好きや嫌いを判断しています。

好きと判断すると、中脳の腹側被蓋野からドーパミンが放出され、脳全体に広がるような反応が起こります。

一目ぼれすると、脳内にドーパミンが放出されている状態になると考えられます。

ドーパミンは過去の経験から予測するため、過去に似たような人と良い経験があると、ドーパミンが放出されて一目ぼれにつながります。

相手にドーパミンを感じさせるためには、見つめることが効果的だそうです。

嫌いの感情を増幅させるパペッツ回路!

嫌いという感情は、偏桃体が0.1秒という短い時間で判断しています。

偏桃体は恐怖と密接に関連しており、生存を脅かされると感じると本能的に嫌いと判断します。

記憶と感情は密接に関連しており、偏桃体の近くには記憶に関わる海馬があり、偏桃体で感じたことを海馬で保存しています。

扁桃体は、隣にある海馬の記憶を参考にして、人の好き嫌いを判断しています。

そして、一度危険な人物と判定されたら、自分の身に危害が及ばないように、パペッツ回路を通して、その人物の嫌なエピソードと印象を擦り込みます。

一方で好きという感情は、それほど命に関わらないため、記憶に深く刻まれにくいです。

嫌いのループを断ち切る方法

嫌悪の記憶が保存されるメカニズムは、パペッツ回路と呼ばれています。

この回路は海馬から始まり、脳弓、乳頭体、視床前核、帯状回を経て海馬傍回に至り、最後に再び海馬に戻ります。

この記憶を保存するためのループがあり、嫌悪とエピソードが結びついて、継続的にループして記憶されていきます。

嫌悪が強くなると、さらに強くなる傾向があります。

一方で、好意という感情もパペッツ回路で記憶されますが、それほど深くは保存されないため、好意は記憶に残りにくいです。

好きな感情が芽生えると、脳の帯状回の活動が増加することを利用した実験デックネフがあります。

この実験では、被験者に何も教えずに、自分の帯状回の活動をリアルタイムで円の大きさでモニターに映し出し、同時に嫌いな人の写真を見せて『この円を大きくしてください』と伝えます。

被験者は円の正体を知らず、試行錯誤しますが、しばらくすると自らの意思で帯状回の活動をコントロールし、円を大きくすることができるようになります。

さらに帯状回の活動が活発化した結果、嫌いだったはずの写真が好きになってしまう現象が起きます。

美味しいものを一緒に食べたりすると効果的!

感情の強度はそのままで、好きと嫌いが逆転してしまうのです。

つまり、脳の帯状回を刺激すると、好きと嫌いが変えられてしまうということです。

感情の強度は、しばしば保持されやすい傾向があります。

最初は、嫌いだったけれど途中から好きになった場合、最初から好きだった場合よりも好感度が高くなる傾向があります。

強い感情は、弱い感情よりも記憶に残りやすいため、嫌いから好きに変化した場合でも感情の強度は保持されやすいと考えられています。

嫌いを好きに変えるためには、嫌いと好きという感情が同時に脳に入ると混乱するため、美味しいものを一緒に食べたり、差し入れをすることで逆転する可能性があります。

また、相手と同じものを好きに見せることも効果的です。価値観が6~7割似ていると2倍好きになるというデータもあるそうです。

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